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眼が人を変える

眼が人を変える

直接的に絵の本というわけではありませんが、
視覚表現を行う上で「見る能力」もまた重要な要素なので、紹介。

野球チームで、ある傾向の目を持っている人を二人をピックアップしたところ、
プレイ上の一致点…ではなく、体調不良の共通点が見つかったり、
目は口ほどに物を言う、という多くの事例が記載されています。

とりあえず情報の中で行動として利用できそうな部分としては

・ 集中していると寄り目になる…(逆に、意識してより目にすることで集中できる※脳の回路は双方向なのです)
・イチローはスランプになるとボールの右側を見る→ボールを左の視野=右脳で処理する
→イメージとして捉えたい場合はその物体を右の視野に、ロジカルに捉えたい場合は左側の視野に入れるとGOOD。

というところでしょうか。

※余談ですが、電話で人の話を聞く場合も同様に
右の耳=左脳でロジカルに対応したい場合
左の耳=右脳で感情的に対応したい場合
と使い分けると良い、ということが
コールセンター等でそれなりに認知されていることを併記しておきます。

 管理人はこの本を読んで以来一日、
遠近・上下左右・回転といった目のストレッチを何となく行う癖がついています。

自分の「見る力」を再度見直す機会として利用すると吉。
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眼が人を変える
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